メゾン代官山解体工事説明会 2020.06.19

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2020年6月19日(金)に、代官山アドレス コミュニティールームではメゾン代官山の解体工事に関する説明会が、3密を避けるために2回に分けて開催されました。


大和ハウス工業株式会社は2019年12月に、八幡通り沿道のビル開発を目的として現在のメゾン代官山(猿楽町11-8)の土地建物を購入しました。
当初の計画では、2020年1月からビルの解体工事に着手し、2020年9月から2021年8月末までの1年間の工期で、地上8階(最高高さ33m)、地下無し、延べ面積2,565.69㎡の店舗(1F)+事務所(2~8F)のテナントビルを建設し、竣工後は他の事業者(決定済み/非公表)に譲渡することになっていました。
代官山ステキなまちづくり協議会(代スキ会)は2019年11月に大和ハウスからの連絡を受け、当該開発についての協議をおこないましたが、2020年になって新型コロナウイルス感染症の影響によりその後の協議については進展していませんでした。
一方大和ハウス側も、メゾン代官山1階にStylesを出店していた株式会社ビーズインターナショナルとの退店に関わる協議に時間を要していたものと考えられ、新型コロナウイルス感染症対策としての自粛要請期間中に当初の事業計画の変更を検討したようです。

メゾン代官山

東京都の自粛要請解除後に、あらためて大和ハウスから代スキ会に連絡があり、2020年7月からメゾン代官山の解体工事に着手することが伝えられ、解体工事に関する説明会の開催について協議がおこなわれました。
今回の説明会開催にあたっては、法令によって定められている建築計画における建物の高さの水平距離(約30m)の範囲だけでなく、騒音、振動、工事車両の通行などによって少なからず影響が及ぶと考えられる範囲の住宅に対して広範に説明会開催の告知をおこなうこととなり、約1,100枚の開催案内がポスティングされたようです。

今回の開発は「渋谷区猿楽町計画」に名称が決定したようですが、この近隣住民向けの解体工事に関する説明会開催に先立ち、2019年6月2日に、渋谷区まちづくり条例によって認定されている「代官山ルール(わがまちルール)」の運用会議メンバーに対する説明及び協議が実施され、
・日曜祝日に加え土曜日も休業してもらいたいこと、
・作業時間である08:00~18:00以外は工事現場に作業員は入場せず、付近にも滞留しないこと
などが求められました。また、工事に起因する損害の有無を確認するための家屋調査の実施範囲については、法定の範囲を超える場所の住人であっても調査を希望すれば実施することが決まりました。

「渋谷区猿楽町計画に伴う解体工事近隣説明会」は、2020年6月19日(金)に代官山アドレス コミュニティールームにおいて事前予約制で16:00からと18:00からの2回に分けて開催されました。
既に、工事現場に近接する住民である「わがまちルール運用会議」のメンバーに対しては説明がおこなわれていたために、今回の説明会では3密にならない人数の参加者数で実施することが出来ていました。
また、事前に「わがまちルール運用会議」との質疑において提示されていた疑問や要請については、解体工事の受注事業者である株式会社大都から説明がなされたため、比較的スムーズに質疑は進行しました。

解体工事工程表

解体工事の期間は、2020年7月1日(測量を含む)から2021年4月末日までを予定し、解体工事終了直後から新築工事は開始することが発表されました。
解体工事の休業日については、日曜祝日に加えて隔週で土曜日も休業とすることが発表されました。また、作業時間帯については、作業員が集合時刻前に工事現場周辺で待機することを避けるために08:00以前に入場させるが、朝礼等の行事、準備作業などを08:00前にはおこなわないこととし、工事現場内での待機中の私語は慎むように指導することが発表されました。
騒音・振動については、法令で定められている基準では、騒音については85db以下、振動については75db以下となっており、80db程度の騒音は走行する地下鉄の車内程度の音量であることが説明されました。
この音量に達すると考えられる作業は、クラッシャーを使用してコンクリートを破砕する作業で発生する可能性が高く、長時間連続しておこなわないようにするという回答が出されました。また、騒音・振動計については2ヵ所に設置することが約束されました。
解体工事期間中は、近接住民に対して2週間ごとの作業日程表を配布し、上記作業などのように不快感を増幅させる作業が予定される場合には、その旨を特記事項として記載することが発表されました。また、工事現場を所轄する町会である親交会の会長からは、町会の掲示板に作業日程表を掲示し、関心がある近隣住民に対して閲覧しやすくすることが提案されました。

工事車両の通行ルートについては、猿楽橋に重量規制がかかっているために大型車両の通行ルートに制限があるため、一方向の運行だけでなく工事現場での折り返しもあることが発表されました。
現在八幡通り沿道では、野村不動産の分譲マンション新築工事、東急不動産の既存ビル解体工事に加えて当該工事が実施されることになり、極めて近接した範囲内で複数の大規模工事が進行するだけでなく、継続中の桜丘の市街地再開発事業に加えて小規模宅地の建設工事が多発している状況でもあり、大規模な建設工事をおこなう事業者に対しては「代官山地域の工事連絡協議会」を設立し、必要な場合には工事車両の通行量の調整をおこなうよう要請しているところであり、大和ハウス・株式会社大都にもこの協議会のメンバーとなることを要請しています。
当該工事の工事車両については、八幡通りや旧山手通りでの待機はおこなわないことが約束されており、工事車両には「株式会社大都」と明記した掲示物を設置することにしているので、万一不正に路上駐車している車両を目撃した場合には通報してほしいとの説明がありました。
また、その他工事上の諸問題については、現場責任者または支店担当者に連絡すれば真摯に対応することが約束されました。

「渋谷区猿楽町計画」は当初の事務所ビルの事業計画から店舗付き共同住宅の用途に計画が変更されたために、建築計画自体が変更になります。しかしながら、現時点では新たな建築計画は検討中の段階であり公表できるものは無いと説明されました。代スキ会では、建築確認申請に至る前の構想段階からの計画協議を申し入れており、近日中に協議の機会を設けることが大和ハウスにより約束されましたが、概ね秋までには新たな建築計画を確定するスケジュールで計画は進行しているようです。

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