studio 4N:TAKESHI UEMATSU photo exhibition 『Berlin is Berlin』

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studio 4N(猿楽町2-1)では、7月31日(金)~8月10日(月)の期間、TAKESHI UEMATSU photo exhibition 『Berlin is Berlin』を開催していました。studio 4Nというスペースの存在は、これまであまり意識していなかったのですが、ひとつ前の展示「中野めぐ個展『MIKKABOZU HOME』」を見てみたいと思ったにもかかわらず行きそびれたので、今回初めて訪問してみました。


植松健という人は、有名ブランドのランウェイショーやエディトリアルの世界で活躍する日本のトップモデルのひとりだそうです。その彼は、2013年頃から写真を撮り始めたらしく、現在は写真家としての活動もしているようです。
今回の展示にあたって彼が受けたインタビューの記事によれば、2013年と2018年、2019年にベルリンで撮影した写真を今回展示しているそうです。

この写真展を訪れた時点では、まだそのインタビュー記事を読んでいなかったので、展示されている写真を見たときの第一印象は、「昔よく見た、パンクのストリートスナップだな…。」といったものでした。
ある意味、「見慣れた」という感じすらあるもので、さしたるインパクトを感じるものではなかったというのが正直な感想です。
が、しかし、これらの写真が2018年や2019年という、「ついこの間」に撮影されたものだというのであれば、それは少しの驚きを憶えます。「とっくに終わっている」と思っていた景色が、まだ、ヨーロッパの大都市に厳然と存在し続けているということは、なかなか興味深いことです。

studio 4Nというスペースは、アートギャラリーということではなく、レンタルスペースという位置づけのようです。運営している株式会社GMPCは、ファッションブランドのパブリックリレーションなどをおこなうコンサルタント会社のようで、オフィスフロアの半分をレンタルスペースとして2018年から運用しているということのようでした。以前にはフリーマーケットを開催したこともあったようですが、すっかり忘れていました。

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