渋谷区住宅マスタープラン(仮称)骨子案に対する意見募集

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渋谷区では、2020年9月8日(火)まで「渋谷区住宅マスタープラン(仮称)骨子案に対する意見募集」をおこなっているそうです。意見・質問は、住宅政策課住宅政策係意見交換会担当宛てのメールまたはファックス(03-5458-4947)で募集しているようです。

https://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/shisaku/ku_keikaku/juutaku_master_plan_iken_situmon_bosyu.html


渋谷区では、2020年度中に住宅政策の基本方針である「渋谷区住宅マスタープラン」を改定するそうです。いただいたご意見などは、氏名などを伏せた上で住宅マスタープランの改定作業の参考資料として、また外部有識者などで構成される住宅政策協議会や専門部会などで共有するそうです。

2019年12月発行の「渋谷区居住意向調査報告書」によれば、
「住まいや居住環境に対する評価について」は、全ての項目について「概ね満足」と回答した回答者の数が最も多く、その構成比は「総合的な居住環境の満足度」が58.1%で最も高く、「近隣に相談できる親しい人(親族以外)がいる」が最も低く32.3%になっています。

「住環境を妨げると思われる要因はありますか」については、全ての項目について「思わない」と回答した回答者の数が最も多く、その構成比は「遊技場(パチンコ店など)や風俗営業店の増加」が65.2%で最も高く、「民泊や宿泊施設の増加」が最も低く40.1%になっています。

「今後の住まいについて」では、「現在の自宅にそのまま住み続ける」が46.0%で最も多く、「住み替えをする」と答えた人の内、その理由を「住宅の広さや設備に不満があるため」と回答した人が最も多く48.0%になっています。また、2番目に多かったのが「住宅の家賃やローン返済の負担が大きいため」で24.0%になっていました。

回答者の内「一戸建ての持家」の人は28.0%、「分譲マンションの持家」の人は28.1%で、合計すると56.1%になります。一方「賃貸のマンション・アパート」や「公共住宅」など借家の人は40.5%になっています。

「分譲マンションの持家」の人に対する「課題と思われることはありますか」の問いに対しては、「役員の担い手不足」が24.6%と最も高く、次いで「管理費や修繕積立金の負担」が23.8%、「居住者の高齢化」が22.6%になっています。

今後の住宅施策のあり方について「渋谷区に期待することは何ですか」については、「災害に強い住まいの普及や防災対策」が33.1%で最も多く、次いで「犯罪に強い住まいの普及や防犯対策」が25.4%になっています。

このような調査結果を基に「渋谷区住宅マスタープラン」は立案・決定されてゆくことになることが想定されます。

「渋谷区住宅マスタープラン(仮称)骨子案」

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