GLOBE SPECS

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GLOBE SPECSは、代表取締役の岡田哲哉さんがふたりの仲間とともに、渋谷公園通りから少し入った路地裏の、北谷公園の隣のビルで1998年に開業した眼鏡の専門店です。
まだまだ「眼鏡は医療機器」という認識が強かった時代に、ニューヨークでの眼鏡店勤務の間にニューヨーカーが眼鏡を装飾品(ファッションアイテム)として楽しんでいることを体験したことが、GLOBE SPECSの開業に繋がったと岡田さんは語っています。

GLOBE SPECSは、2000年の代官山アドレス完成時に商業施設である17 dixsept(ディセ)の3階に2号店をオープンしました。岡田さんは当時から温厚で品格のあるお洒落な紳士で、その人柄が店舗づくりに良く反映されていたと思います。当時から、眼鏡と同様に顔を彩るアイテムだからでしょうか、オーストリアの老舗帽子ブランド「Muhlbauer」などのトランクショーも年に数回開催していて人気のようです。

現在のGLOBE SPECSは、2016年8月6日に移転オープンしたものです。隣の株式会社マーキュリーデザインが「nook STORE」を運営していた跡地に独立した路面店としてオープンしました。
その翌年の2017年2月26日に世界最大規模のメガネ展示会「MIDO / Milano Eyewear Show」で代官山店が「BESTORE AWARD 2017」の最優秀賞を受賞しました。
世界最高峰の眼鏡店に登りつめるまでには約20年間の歳月がかかったということです。

店舗としての質の高さは、単に品揃えの素晴らしさや接客の良さを体験出来るだけではないということが評価の基準になっているそうです。
GLOBE SPECSでは、岡田さん自身がヨーロッパで買い付けてきたアンティーク家具や小物類がふんだんに置かれていて、クラシカルな心地よさに満ち溢れています。また、店内の様々な場所に描かれている壁画や植栽などは、GLOBE SPECSの顧客であるアーティストが手がけているものだそうです。
これらを見て回っているだけでも充実したひとときを過ごすことが出来ます。

2018年9月8日には、代官山店の隣にあった、スタイリスト熊谷隆志さんがデザイナーとして制作するファッションブランド「GDC」の店舗跡地にGLOBE SPECS FACTORYがオープンしました。
店内はよりクラシカルな雰囲気に仕上がっており、ディスプレイされている調度品や小物・器具類で構築されている空間は博物館を想起させるものです。

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