代官山ハロウィン2019

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2019年10月27日日曜日に、恒例の代官山ハロウィンが開催されました。
約800組の家族が思い思いの仮装を楽しみながら、お菓子などのプレゼントを用意しているお店を巡りました。

代官山のハロウィンパレードは、もともとは目黒区青葉台2丁目にあるアオバジャパンインターナショナルスクールに通う生徒の親たちが、子どものためのお祭りとして伝統的なハロウィンの行事として始めたものだと言われています。
代官山は太平洋戦争の敗戦後、後に外国人向け戸建て住宅団地のエバーグリーンパークホームズになったノースウェスト航空の社宅や、日本で最初の外国人向け高級賃貸マンションの代官山東急アパートメント、現在も残る外国人向け戸建て住宅団地の鉢山ガーデンなどが建てられ、その他にも外国人が暮らす家があったことから、まだハロウィンパレードが日本では一般的ではなかった時代から代官山ではこのような地域活動がおこなわれていました。

外国人家庭を中心に長く続いてきた季節の行事ですが、段々と人気が高くなり、参加する家族が増える一方、その運営を担ってきた世代が高齢化したことで継続が難しくなってきたため、別の地域団体に運営を引き継いでもらうことになりました。
現在では、代官山商店会とNPO法人代官山ひまわりのメンバーで組織された「代官山Halloween実行委員会」が主催する形で運営されています。

近年、ハロウィンパレードの人気が過熱化し参加希望者が増え過ぎてきましたが、代官山は本来住宅地であり、狭い路地や歩道の狭い道路が多いことから、安全確保のために参加者を限定して開催しています。
そのため、参加家族の条件として代官山エリア内に居住している家族を優先する形で参加者を募集しています。
また、参加費を有料にして、参加証となるトートバッグを制作することによって、プレゼントを用意したお店での混乱を回避するなどの方策がとられています。

開催運営にあたっては、数多くの学生ボランティアにも協力していただき、安全にパレードを楽しんでもらえるようにしています。

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