SNS (Sneakersnstuff) TOKYO

DISCOVER

2019年12月14日(土)にSNS TOKYO(代官山町13-1)がオープンしました。

報道によれば、SNS TOKYOはSNEAKERSNSTUFFの7番目の店舗で、アジアでは初めての店舗だということです。
残念ながら当方はスニーカーに対する造詣が深くはないので、ディスプレイされているスニーカーのどれがレアでスペシャルなのか見当もつかないのですが、この店のためにヨーロッパで制作された家具や什器は、それ自体がアートを感じさせるものばかりで、空間としての面白さを堪能することが出来ます。
ショップスタッフも、当然のことながらストリート系な雰囲気を漂わせる人達ですが、日本語も堪能だしフレンドリーで悪い印象はありません。

2015年4月のLOG ROADオープン当初に出店していたFRED SEGALは、オープン以前からオーナーが転々と変わるなどゴタゴタ続きで、正直なところ長続きする筈もないと思っていましたが、案の定2019年1月に閉店しました。1年近くの空白期間を経てオープンしたSNSは、それと比べれば意気込みの違いを感じさせるもので、代官山に定着できる可能性を感じさせるものではあります。

しかし、部分的ではありますが、空間の使い方に疑問が残るところもあります。靴屋というビジネスは、型番ごとに一定の幅のサイズ展開が要求されますので、在庫の量が非常に多くなります。
2階建の3号棟、4号棟が現在オープンしていますが、3号棟の2階には別テナントが入居しているため、ストックルームは4号棟の2階と1階の一部に配置しています。それに加えて、すぐ裏手のキャッスルストリートの未来日本酒店(YUMMY SAKE COLLECTIVE)だった建物もストックとして使用しています。
4号棟の1階部分のストックスペースは、SNSの透明性を見せるために、敢えて来店客も在庫を見ることが出来るようにしているということのようですが、店舗内部からの眺めでは、なんとなくデッドスペースがむき出しになってしまっているような印象を受けます。もう少し工夫が欲しいかも…。というところが正直な感想です。

訪問したのは平日の昼間ですが、少しだけLOG ROAD内の歩行者数は増えたように感じられました。しかし、その多くはアジアからの観光客ではないかという印象です。
実際に商品を購入している人は、若い世代ではなく、年配の男性客が多かったように感じられます。
2号棟に計画されているカフェは、2020年2月に開業の予定ということです。

https://www.sneakersnstuff.com/ja/stores/tokyo

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